2011年10月13日
S&T SVD レビュー②メカボックス分解
さて、今回の記事もS&T社 SVDドラグノフのレビューとなります。
箱は至ってシンプル右端にステッカーが貼ってあるだけの簡素なつくりです。
ここはわりと好感が持てますね。
そしてマニュアルは、あまり意味が無いのですが、日本語です。↓
どういうことだよおい、
気を取り直して続き行きましょうか。
サイトがずれている、というのは想定してオーダーしていたのですが、これほどまでに曲がっているとは・・・
せめてもの救いが、このアウターバレル、前回紹介した青い子です。
つまりこの個体は出荷しない個体で、出荷した商品にはここまでの欠陥はなかったということです。
続いて、分解していきましょう。
分解工程はRS SVDと同じと考えて大丈夫です。
RSでは、メカボックス下のボルトは、六角レンチのタイプでしたが、こちらはプラスネジになっています。
さて、プラスネジに合ったドライバーを入れて回そうとお思うと、これが入らないのです。
マガジンの手前の、フレームに入っているピンを外してから、まわしてあげる必要があります。
なお、ネジの長さの計測は、皿ネジなので、頭を含む全長となっています。
えーなんといいましょうか・・・
ネジのプラス穴が埋まるほど、ネジロック剤のような物が入っています。
あまつさえ、メカボックスの表面を這っています・・・
こいつはやばいんじゃないか・・・とおもったのですが、どうやらネジゆるみ止め剤の類のようで、粘り気のあるシールの粘着剤のようなタイプでした。
強固なロック剤ではなく、ネジは回りました。
こいつがまた、メカボックス内部に侵入するほど至るところに混入されていて、すごく汚れています。
ネジにも、しつこくまとわりついています・・・
本当にどうしてこうなったのか、度し難いですね・・・
さて、御開帳です。
スプリングは並行輸入品ですので、M140クラスが入っています。
これは、香港より出荷前に初速がどの程度出てるか確認するので、そちらのデータを元にしています。
今回はメカボックスを開封しないデチューン方法で依頼したので、海外仕様のスプリングが入っていました。
RS製は、海外仕様のスプリングですら飛び出さないことがあるほど、スプリングガイドの固定がしっかりしているのですが、この機種は飛び出しやすいです。
M140クラスにもなると、下手をすれば怪我をするレベルなので注意ですね。
ピストンが意外と綺麗ですね。
ピストンヘッドの緩衝材も悪くなさそうです。
そして・・・赤いあいつがシリンダーにも付着しています・・・
せっかくの綺麗なギアが緑のグリスにびっしりと侵食されています・・・
続いて、ピストンとシリンダー、シリンダーヘッドの気密を確認したのですが、ピストン側から、エアがすーっと抜けて行ってしまいます。
さて、続きは明日にでも。
Posted by KanzakiWORKS at 00:26│Comments(2)
│ドラグノフ
この記事へのコメント
モーターは、マルイと交換性はありますか?
Posted by ダン at 2012年10月03日 00:48
モーターはマルイと互換性があり、ショートタイプのモーターが使えます。
EG30000を組み込んだ個体は、いい具合になりました。
具体的にはこちらのモーターなどが適合しています。
http://www.pravda.jp/34_2466.html
ギアノイズ軽減ならEG30000、レスポンス重視ならAIP HS 50000S などがいいかと思います。
EG30000を組み込んだ個体は、いい具合になりました。
具体的にはこちらのモーターなどが適合しています。
http://www.pravda.jp/34_2466.html
ギアノイズ軽減ならEG30000、レスポンス重視ならAIP HS 50000S などがいいかと思います。
Posted by KanzakiWORKS at 2012年10月03日 01:36